アイネオ株式会社

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アイネオ株式会社は、クラウド型PBX「CIRCLE」のインフラとして高品質な Colt SIP Trunkingを採用

CIRCLE」は音声、ハードウェア電話機、モバイル、ソフトフォンとその他のコミュニケーションツールの連携を実現し、「場所やデバイスに囚われないワークスタイルの変革」を実現する、まさにCloud Communicationsのエンジンとなるクラウド型PBXです。今後も高品質なColt SIP TrunkingによりCIRCLEの安定稼働をサポートいただくと共に、Coltとのパートナーシップを深化してさらなるサービス拡大をはかります。アイネオ株式会社, 技術コンサルタント, 金山善一氏

課題

アイネオ株式会社は、東京に本社を置くグローバルなITサービスプロバイダおよび技術インフラ開発会社だ。同社は約20年のテレコミュニケーションでの経験と、IP電話機の導入実績をもとに、高音質・高セキュリティのクラウド型PBXサービス「CIRCLE」を提供している。同サービスは電話、チャット、ファイル共有、テレビ会議、ToDoリストを含む様々な機能を備えたユニファイドコミュニケーションを実現する画期的なシステムだ。CIRCLEは高価なサーバーや大がかりな装置を設置せずにクラウドベースのサービスとしてPBX機能を利用できるため、機材導入やハードウェアのメンテナンスにかかる費用や手間を削減できる。1ユーザーから数万ユーザー規模での利用まで対応しており、ユーザーの要件に合わせてサービス内容をカスタマイズし、モバイルやPCなどのあらゆるデバイスと連携した電話システムの構築が可能な点も魅力だ。さらに、オフィスのデスクにいるのと変わらずに電話機能を利用できるため、「働き方改革」の実現にもつながると高い評価を得ている。加えて、台風や地震などの災害時に公共交通機関が停止した場合、事業の継続が困難な場合も想定される。CIRCLEでは出社できない従業員も自宅から電話や電話会議へ参加できるため、従業員の安全確保および素早い情報共有が可能となり、BCP対策という面でも高いメリットを発揮する。同社がCIRCLEの提供を開始したのは2012年に遡る。「2011年3月の大地震の際に、CIRCLEの前身であるiPBXではホスト型電話システムが大いに役立ち、災害時の混乱期に切れ間のない技術サポートを実施できました。より優れた技術的サポートとコストパフォーマンスの高いサービスをお届けするという理念のもと、クラウド型PBXのCIRCLEの正式なリリースを決定しました」と金山氏は振り返る。同社はCIRCLEでの高品質な通話と安定した稼働を実現する音声回線を探していた。

Coltをお選びいただいた理由

サービス開始当初、同社は他社のISDN回線を利用してCIRCLEとPSTNを接続していたが、音質の向上を目的にPBX機器の変更とSIP回線への切り替えを決めた。SIP回線の導入にあたり、拡張性と接続性、コストの3点を重視して複数のキャリア回線を比較・検討していた。Colt SIP Trunkingは閉域網のため、回線あたりの収容効率が高いことが特長だ。「CIRCLEのユーザー数はさらなる増加が見込まれます。将来的な拡張性を考えたとき、トラフィックの輻輳時に容易にチャネル数を増加できるColt SIP Trunkingは大変魅力的でした」と金山氏は語る。また、Colt SIP Trunkingとの接続には、CIRCLEのバックボーン機器は海外製品中心のため、日本で安定した発信環境を提供するには回線規格を合わせるためのゲートウェイの導入が必須だった。

「Colt SIP Trunkingは私たちが利用していた海外機器にも直収可能だったことはかなり大きなメリットでした」と金山氏は強調する。同社はCIRCLEの稼働環境として、Coltの音声回線と併せてデータセンター・サービスも利用している。Colt SIP TrunkingはColtの自社ネットワークを活用しており、短納期でのサービス提供が可能だ。さらに、ラック数やサイズを要件に合わせて柔軟に調整できるため、コストを最小限に抑えることもできる。「全てColtのサービスで構成できたことで、運用管理とコストの両面でリソースを削減できました」と金山氏は語った。

今後の展望

CIRCLEはクラウドベースのサービスとして新たに音声録音サービスを追加するなど、さらなるサービス拡大をはかっていく。「CIRCLEは日本国内における数少ないGDPR準拠のクラウドPBXソリューションであるため、金融業界などセキュリティを非常に重視する企業の事業支援に注力していきます」と金山氏は意気込みを語る。また、近年は働き方改革に加え、災害時の在宅ワーク対応など場所を問わない働き方への注目が高まっている。「日本は地震や台風といった自然災害が頻発することもあり、BCPの観点からもリモートワーク環境の実現は企業にとって急務と言えます。CIRCLEはデバイス1つで通話やビデオ会議、ファイル共有などビジネスに必要な機能を全てお使いいただけるため、非常に高い効果を発揮します」と金山氏は強調する。同サービスは提供開始当初は外資系企業がユーザーの大半を占めていたが、日系企業ユーザーの増加に伴い、東京だけでなく名古屋や大阪といった日本国内の主要都市へ提供範囲を拡大している。「今後さらに加速が予測されるユーザー数の増加を見据えて、チャネル数をサービス開始当初の約4倍まで増やすことも検討しています。 Colt SIP Trunkingは050番号にも対応しており、関東以外のエリアでのサービス展開もサポートいただいています。Coltには今後も高品質かつ柔軟性の高いサービスでCIRCLEの安定稼働とさらなる拡大を支えていただければと思います」と金山氏は述べた。

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