アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッド
会社紹介
アジア・パシフィック・ランド(以下APL)は、不動産投資・アセットマネジメントおよび開発を手掛けるプライベートカンパニーです。1994年に設立、現在は東京・香港・台北・上海・瀋陽にて事業を展開しています。
APLのアクイジションチームは、アジアの優良企業出身者からなる不動産投資のエキスパートを擁し、新規案件の発掘、市場調査と投資機会の選別に注力しています。
APLは、その受託資産の多くを相対取引により取得してきました。このような多数の投資機会の獲得は、APLがアジア太平洋地域におけるビジネス・リレーションシップを構築し、複雑な不動産取引を迅速に遂行する能力を有することから達成できるものと思われます。
物件の取得段階におけるAPLの戦略の中核は、優良な物件に対する投資機会の選別と実行であり、投資機会の選別は投資案件の長期的なキャッシュフローや利回り分析、利益率の見通しに基づき行われます。
お客様の課題
APLの国内・海外拠点インフラの共通の課題として、サーバールーム環境が劣悪であることやサーバースペースの確保が難しいという点がありました。また、国内だけでなく海外拠点の全てのサポートも1名しかいない国内ITスタッフが対応しなくてはなりませんでした。例えば、毎日実施するテープバックアップの作業を海外オフィスでは、ITを専門としない総務部にお願いしていたことなどが大きな改善点でした。この非効率的なオペレーションの改善と少ない人的リソースの効率化のため、以下の4つの課題に絞り、社内の全てのインフラを一括して任せられる事業者を探していました。
- 海外拠点も含め全てワンストップで導入・運用に対応できること
- 社内インフラ全てを委託できるグローバルサービスソリューションがあること
- 金融業界に相応したセキュリティレベルを保持していること
- 既存ネットワークの最適化を含めたコンサルテーションができること
Coltテクノロジーサービスを採用いただいた理由
複数の事業者を検討しましたが、Coltだけが課題に挙げた4つの点にご対応いただける唯一の事業者でした。また、現地向けにバイリンガルでのサポートも可能であることなどグローバルのサポート体制も豊富で大いに助かっています。ネットワークの最適化に関しては、以前はデータとVoiceで分けていたグローバル回線を一つのネットワークに統合できたことは大きなコスト削減となり、大変満足しています。
今後の展望
今回導入しなかった海外拠点でも同じくセキュリティ面や運用面での課題を抱えているため、導入を検討したいと考えております。また、現在利用しているサービスについても現状の高い品質を保ちつつ、引き続き信頼のおけるパートナーとしてビジネスをサポートしていただきたいと考えております。
社内システムに必要な全てのITインフラをColtに一本化することにより、グローバル規模の拠点間ネットワークや国内/海外のデータセンターの連携を最大限に効率化できました。それにより、最重要課題であった社内システムパフォーマンスの最大化と運用負荷の最小化を達成できました。この強固なITインフラを基軸に、APLは今後のグローバルビジネスをよりスピーディー、かつセキュアに展開することができると確信しています。インフォメーションテクノロジー, マネージャー, 田畑氏
Colt Ethernet Line / Hub & Spoke
Colt Ethernet Line / Hub & Spokeは、アジア及び米国の主要な都市を結ぶ低遅延イーサネットサービスです。Colt Ethernet Line / Hub & Spokeは、取引所や他の取引参加者への低遅延アクセスが必要なグローバル金融市場参加者であるお客様に最適なサービスであると同時に、高いセキュリティの専用回線を必要とする様々な業界のお客様にも最適です。本サービスは、広帯域が求められるデータセンターやクラウドサービスのニーズに応えると同時に、Coltの強みである金融機関の求める高い品質や、低遅延などの特徴を保持しています。
Coltのデータセンター
会社名
アジア・パシフィック・ランド・(ジャパン)・リミテッド
業種
不動産投資・開発事業
Coltをお選びいただいた理由
• 国内・海外の社内システムのワンストップ運用
• 金融業界に相応の高信頼性ネットワーク
• グローバルネットワークの最適化