世界最大の映画祭のひとつ、ベルリン国際映画祭において、デジタルコンテンツ伝送への移行をスムーズに実現
ベルリン国際映画祭(通称「ベルリナーレ」)は、毎年約30万人を超える来場者が訪れる世界最大級の映画祭のひとつです。Coltは、ベルリン国際映画祭で物理メディアに記録されたフィルムをスムーズにデジタルコンテンツ放送に移行するため、ビデオ伝送用ネットワークサービスを提供しました。
Coltは、複雑かつ高度なデジタル化に応えるため、ネットワーク、データセンターおよびITサービスを提供しました。映画祭成功のためにはフィルムの保管場所と上映会場を接続する高性能かつ高信頼性のネットワークが不可欠であり、ベルリン国際映画祭運営委員会は厳しい要求や制約等に応えられるネットワーク、データセンターおよびITサービスプロバイダーとの提携を求めていました。
厳しい納期と複雑な物流を克服し、Coltはフィルムが保管されているスタジオとベルリン各地に設置された20カ所の上映会場を接続する高速伝送システムを構築しました。Coltのマネージドイーサネット専用線サービスを活用し、デジタルコンテンツを各会場のサーバに配信し、ベルリン内の広範なメトロエリアネットワークとデータセンターを利用し、Coltは映画祭の会期中、スムーズな映画上映に必要なネットワークサービスと接続ソリューションを提供しました。
「Coltは技術的な観点だけではなく、パートナーとして私たちのビジネスの目標達成の観点からも協力してくれました。これは映画祭の精神にも通じる考え方です」-ベルリン国際映画祭ディレクター Dieter Kosslick氏