ルーシッド株式会社

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ソリューション

ニフクラ上に構築するIVRサービスのネットワーク基盤として Colt SIP Trunkingを採用

Colt SIP Trunking サービス →

課題

ルーシッド株式会社は、「ボイス(音声通信)で人の役に立てるものを作りたい」という目標を掲げ、2008年に設立した。電話システムのソリューションとして、自動音声応答IVRを中心に、様々なシステムを自社開発し、提供している。同社はサービスの機能向上などを柔軟に行うため「自社で開発したサービスを自社で提供する」ことをモットーとしている。当初、同社のサービス開発および提供基盤はすべてデータセンター上のサーバーで運用していた。そのため、サーバーの構築から管理まですべて自前で行っており、多くの人的リソースを要していた。また、サービスが複数あり、顧客の要件によって提供数が急激に増加することもあるため、電源・IPアドレスの制限があるオンプレミスでの運用に限界を感じていた。さらに、ハードウェアの老朽化が進んでいたこともきっかけとなり、サービス開発環境および提供環境、さらに社内システムも含むすべてのIT環境をパブリッククラウドへ移行することを決めた。移行にともない、SIP直収が可能なキャリアを探していた。さらに、IVRとその他の電話関連サービスの需要増加に伴い、大量のチャネル追加が予測される中、広帯域の音声ネットワークの導入は急務だった。

Coltをお選びいただいた理由

同社はクラウド導入にあたって複数のパブリッククラウドを比較・検討し、外部から音声ネットワークを接続できるニフクラを採用した。Coltのネットワークとの相互接続検証の結果、 Colt SIP TrunkingはニフクラへSIP直収が可能だったため、採用を決めた。さらに、多くのキャリアが独自のSIP規格であるのに対し、Coltは汎用的なSIPだったため、自前でサービス開発を行う同社とは非常に相性が良かった点もColt採用の決め手となった。「Coltのネットワークはクラウド直収かつ汎用的であるという条件を満たす唯一のネットワークでした。また、Coltには金融業界の厳しいセキュリティニーズに応えてきた提供実績があるため、高品質なネットワークを提供していただける安心感も選定理由の一つです」と四方氏は付け加えた。

さらに、Colt SIP Trunkingは1Gbpsにつき最大1600チャネルまで追加可能だ。従来の回線帯域では320チャネルが限界で、チャネル追加に1か月以上かかってしまい、お客様のビジネス拡大のスピードに対応しきれないこともありました。広帯域のColt SIP Trunkingを導入し、チャネル数が大幅に増えたことで、お客様から100チャネル単位の大規模な拡張のご要望があった際もタイムリーかつスムーズに対応できるようになりました」と四方氏は語る。また、クラウド環境側の設定などをすべてニフクラに一任できるようになったことで、自社で冗長構成を組む手間や、メンテナンス、監視、障害対応にかかる人的リソースも削減することができた。

さらに、従来のオンプレミス環境ではサーバー増築に時間を要していたが、クラウド環境は使いたい時に使いたいだけ容易に拡張できるため、急激なサービス提供数の増加にもスピーディかつ柔軟に対応できるようになった。「Colt SIP Trunkingおよびニフクラを導入したことで、オンプレミス環境での運用に比べて大幅に社内の負荷を軽減することができました。さらに、サーバー維持費用および、サーバー増築の度に発生していた音声ゲートウェイなどのハードウェアコストも不要となり、TCO削減も実現しました」と四方氏は満足感を示した。

今後の展望

同社は音声認識・音声合成とAI活用サービスとの連携や、音声認識と自動翻訳を組み合わせた多言語対応などの先進的なサービス拡充に加え、最新のコミュニケーションツールアプリケーションと音声をつなげることで、電話を入り口としたサービス展開に注力していく方針だ。「人手不足や人件費の高騰に伴い、自動化のニーズは年々高まっています。私たちは音声サービスの提案だけでなく、『電話サービスと様々なアプリケーションとをどのように組み合わせて活用するか』といった観点からトータルでサービス提案ができることが強みです。自社開発により付加価値を高め、便利なサービスを迅速に提供することで差別化をはかっていきます」と四方氏は意気込みを語る。

また、同社は事業継続計画(BCP)やディザスターリカバリー(DR)の観点からクラウド環境の増築も検討している。「Coltのネットワークは品質が高く、安定したサービス提供が実現できています。今後クラウド環境の拡大が実現した際も、Coltには高品質のネットワークを継続して提供いただければと思います」と四方氏は語った。

お客様の導入事例:ルーシッド株式会社

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Make Do

29 September 2017

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