NECネッツエスアイ

Homeネットワークサービス事例NECネッツエスアイ

IoTの普及が進み、データは収集、蓄積、見える化にとどまらず、分析、AIや機械学習への活用が求められる時代になりました。私たちはColtの高品質かつ安定性の高い帯域保証型ネットワークを導入することにより、Azureを活用したIoTプラットフォームにおける通信経路の安定性・セキュリティを担保したサービス提供を実現しました。NECネッツエスアイ株式会社キャリア・パブリックソリューション事業本部IoTビジネス推進室 企画プランニング担当部長中野 広隆

課題

NECネッツエスアイは、人・企業・社会をスムーズに「つなぐ」ネットワークシステムの構築と、その基盤となる通信インフラの工事、そして、システムをより安心・安全に利用できる顧客サポートを展開するネットワークインテグレーターだ。豊富な実績に裏付けされたコミュニケーションシステムをはじめ、高速・大容量なバックボーンを構成するネットワークプラットフォーム、安心・安全を確保するセキュリティをトータルで提供し、ビジネスの進展や拡大に併せてバランスの取れた良好なシステム環境を実現してきた。
”IoT”が徐々に注目され始めた2014年、同社は新しい「つなぐ」ビジネスとして、得意とするネットワーキングの観点からIoTデバイスの接続用途に特化したモバイル回線サービスでIoT事業参入を決めた。

同社がIoTプラットフォームのサービス基盤としてMicrosoftAzure(以下Azure)選定したのは、以下の理由だ。
• 多数のAzure認証デバイス
• 常に最新且つ追加され続ける多彩なPaaS機能
• 東日本、西日本2カ所のリージョンを持ち、日本国内だけでサイトDRやデータ保全が可能
• 多種多様なAI・機械学習・コグニティブサービスがあり、優れたユーザインタフェースやAPIが利用できる

「つなぐ」ニーズをきっかけに200件以上のデバイス接続評価・検証やPoCを実施してきたが、データ収集、蓄積、見える化の先のニーズを見据え、データ分析やAI・機械学習を行う「IoTプラットフォームサービス on Azure」を2017年4月より提供開始した。トライアルを通じてユーザーの完全閉域接続のニーズの高さを実感していたことに加え、IoTの普及を受けて登場した標的型ウイルス「mirai」によるDDoS攻撃への対策も必要となる中、クラウド利用におけるセキュリティ、信頼性、レスポンスの安定性の担保は避けられない課題だった。そこで同社はインターネット経由の標準サービスに加え、完全閉域でAzureに接続可能な「ネッツワイヤレス ダイレクトアクセス for Azure」を新たにオプション化するため、セキュアかつ安定性の高いネットワークの選定を開始した。

Coltをお選びいただいた理由

同社が数あるネットワークサービスの中からColtクラウド接続サービスを採用した決め手は、信頼性・安定性の高さだった。閉域でのダイレクト接続を提供するためには、セキュアかつ安定した帯域保証型ネットワークが必須だった。「他社のAzure接続ネットワークは帯域確保型かベストエフォート型しかなく、専用線で帯域保証型ダイレクト接続が可能なのはColtだけでした」と中野氏は強調した。
次に、Azureの幅広いサービスに対応したメニュー構成も選定に欠かせないポイントだった。Coltクラウド接続サービスは、10Mbps~3Gbpsまで段階的にスケール可能なメニュー構成が選択できる柔軟性の高さが魅力だった。いきなり投資するのではなく、徐々にサービスを成長させていくことができるため、TCO削減という面でもクラウド活用効果の最大化が可能だ。
「Azureのメリットを引き出せる安定性とセキュリティを担保し、かつ、スモールスタートでコスト最適化が可能な回線サービスを必要としていました。Coltクラウド接続サービスは、まさに我々が求めている要件を満たすサービスでした。また、SIerとしての観点からは、サービス選定にあたってネットワーク構成などの技術・設計におけるサポートが充実していた点も重要でした」と中野氏は語った。

今後の展望

同社は「IoTプラットフォームサービス on Azure」を提供し、生産設備・ライン稼動・モニタリングや訪問医療向けの医療機器データ収集・閲覧、また、工作機械リモート保守やメンテナンス基盤といった様々なニーズへの対応を進めている。
今後も同サービスに加え、クラウド本格活用に対応するため、さらなるサービス拡充を進めていく方針だ。
「現在、マーケット全体が本番環境でのクラウド活用IoTプラットフォームの実稼働に向けて動き出しています。Coltには今後も『ネッツワイヤレス ダイレクトアクセス for Azure』をはじめ、我々のIoTへの取り組みを支える高品質かつ柔軟なネットワークを提供頂きたいと考えています」と中野氏は語った。同社は今後、Azure プライベートPeeringとクラウドを適合して提供するサービスや、Colt クラウドGatewayオプションを利用したマルチクラウド接続サービスの展開も想定している。さらに、働き方・テレワーク向けサービスや音声・コミュニケーションサービス、ホテル向けサービスといった多彩な特定業種向けサービスをAzure上で提供していくことも企画している。「次のステップとしては、サービスのレイヤーでもColtと連携していくことが理想です」と中野氏は述べた。

NECネッツエスアイ

nesic-logo

Colt Technology Services

04 March 2016

Recent posts

Colt、台湾の3つの取引所にてフルホスティングサービスを提供 TWSEの連続取引導入に伴う需要増大に対応

東京発 –  広帯域ネットワーソリューションの大手プロバイダー、Coltテクノロジーサービス株式会社は本日、台湾証券取引所(TWSE)が2020年3月23日に連続取引を導入したことにより増大する需要に応え、台湾の3つの取引所でのフルホスティングサービスの提供開始を発表しました。Coltは、アジア、ヨーロッパおよび米国など他の市場でも同様のサービスを提供しており、ホスティング、取引所でのコロケーションサービスや、低遅延ネットワークサービスの提供で市場のリーダーとなっています。 Colt ...
Continue Reading

未来のネットワークと変化する需要に対して私たちができること

Coltは常に、大切なのはすべての「つながり」と唱えてきましたが、現在のこの様な状況が起きることは今まで予想もしませんでした。 突然、多くの人が今までの働き方や生活を大きく変えなくてはいけない事態に遭遇し、この状況はしばらく続きそうです。 1年前に、将来のネットワークについて書いたことがあります。リモートワークをする社員が増え、クラウドサービスに大きく依存するようになるだろうと書きました。現在、多くの企業が計画を前倒して、これを実施しています。 この数週間、平均より20倍のデータキャパシティを要求するお客様が出ています。ボイスでも同様のリクエストが入っています。私たちは通信業界のパートナーと密接に協力して、キャパシティマネジメントをおこない、お客様の需要にしっかりと応えていきます。 ...
Continue Reading

Colt、アジア代表兼日本法人代表取締役として星野真人を任命

東京発 – Coltテクノロジーサービス株式会社は、2020年3月1日付で星野真人がColtグループのアジア代表、および日本法人であるColtテクノロジーサービス株式会社の新代表取締役社長に就任したことをお知らせいたします。これまで、アジア代表兼日本法人代表取締役として同社の事業および企業文化の発展に貢献してきた日置健二は同職を退任しますが、Coltアジアの副会長として今後もアジアでの事業を支えていきます。 星野は今後、当社のアジア太平洋地域の事業全般を統括し、社外対応の責任者およびスポークスパーソンとしてアジアでの事業発展に尽くしていきます。また、日本法人の代表取締役として同社の経営に従事し、Coltグループの最高営業責任者(COO)であるKeri ...
Continue Reading