サステナビリティへの取り組み

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Coltは環境負荷削減にグローバル全体で主体的に取り組んでおり、サステナビリティを事業戦略の中核に据えています。

Coltでは社内のあらゆるレベルにおいてサステナビリティを重視しており、取り組みの一環として2030年までに、グローバルの全拠点でネットゼロを目指しています。

持続可能な未来を創るためのColtの取り組み

持続可能なビジネスを続けるために、ColtはEcoVadisに登録しています。Coltは、63点のスコアで業界別のパーセンタイル順位で91%と評価されました。EcoVadisは、業界問わず75,000社以上のESG(環境、社会、ガバナンス)における持続可能性を評価するグローバル指標を提供しています。 Coltはシルバーメダルを獲得し、テレコム企業の上位10%に位置づけられました。

Coltでは再利用やリサイクルを行い、可能な限り廃棄物を出さないよう努力しています。この取り組みの対象には、ネットワーク機器やIT機器、オフィス機器およびサプライチェーンが含まれています。

Coltでは従業員がサステナビリティに取り組みやすい環境をつくっています。環境への取り組みは2019年よりイギリス本社からはじまり、今では全拠点で連携し環境への取り組みに励んでおります。また、より環境に優しい事業を展開するため、全拠点で環境意識向上のためのトレーニングを義務付けています。

Coltは先陣を切って地域コミュニティでサステナビリティに取り組む従業員を積極的にサポートしています。弊社CEOは、環境保護を基本的信条の1つに掲げ、環境への取り組みを推進した従業員2名にCEO特別表彰を行いました。また、2021年のアース・デーに合わせ、サステナビリティの専門家を招いて日本とニュージーランドでウェビナーを2回開催しました。

全社用車の電気自動車化を推進しています。また、全世界のオフィスで使い捨てプラスチックの廃止に着手したほか、スペインでは新たにルーフトップガーデンの導入も計画しています。

Coltでは、業務で利用したノートPCなどのアセットを地域の学校に寄付しています。
新デバイスにはポストコンシューマーの再生材を65%含んでおり、配送にはリサイクルされた竹や繊維を75%使用した箱を使用しています。

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2030年までにネットゼロ実現

Coltはネットワーク事業およびデータセンター事業においてネットゼロを実現する一環として、炭素排出量の削減にコミットしています。
2030年までに自社のすべての事業においてネットゼロの実現を目指し、Science Based Targetsイニシアティブ(SBTi、「科学的根拠に基づく目標」)によって承認された排出削減目標を設定しています。

Coltは、2030年までにスコープ1とスコープ2の排出量を46%削減し、サプライヤーと緊密に協力してサプライチェーン全体でスコープ3の排出量を大幅に削減することで、2030年までの地球温暖化を2℃以下に抑えることを目指します。

温室効果ガス排出量削減計画

カーボンフットプリントは、組織が直接および間接に発生させる温室効果ガス(GHG)の排出量の合計によって測定されます。Coltでは社内およびサプライチェーンのどこでGHGが排出されるのか調査し、GHG排出量をいくつかの“スコープ”に分類し、その発生源と削減方法を把握できるようにしています。

スコープ 1 - 直接排出

社用車、ガソリン消費量、ディーゼル発電機など、Coltの管理下にある発生源からのGHG排出量を対象とします。

スコープ2 - 間接排出

世界の全拠点においてColtが購入し消費する電気や蒸気、熱や冷却によるGHG排出量を対象とします。

スコープ3 - サプライチェーンやバリューチェーンによる排出

GHG排出量はバリューチェーンの一部であり、その大半はサプライチェーンによって排出されます。出張や従業員の通勤、上流および下流のリースアセット、廃棄物処理等もこのスコープに含まれます。

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Coltはネットゼロをどのように実現するか

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2023年までに世界の全拠点で使用する電力の75%を再生可能電力化

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2025年までにSBTの1.5℃基準に沿って、サプライチェーンの排出量を93%削減

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2025年までに38%、2030年までに75%、電気自動車を導入

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2030年までに100%、再生可能ガスに切り替え
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Coltのベースライン排出量

Coltは出発点を把握するために、徹底した調査を行いました。2020年はCOVID-19による想定外の年になったことを踏まえ、当社では2019年をベースラインと定義しています。

2019年のColtグループ全体の温室効果ガス排出量は、合計504,610トン CO2eでした。

スコープ1 - 直接排出量4,832トン CO2e(全体の1%)

スコープ2 - 間接排出量36,089トン CO2e(全体の7%)

スコープ3 - バリューチェーン排出量463,689トン CO2e(全体の92%)

2030年までの目標

スコープ1およびスコープ2

  • 2030年までに炭素純排出量ゼロを達成
  • 2030年までに地球の温度上昇を1.5℃以下に抑えるという目標の実現のため、炭素排出量を46.2%削減

スコープ3

  • 2030年までの気温上昇を2度未満に抑制するためのパリ協定の基本目標を達成するための炭素削減目標

スコープ3の炭素排出量削減をどのように削減していくのか?

スコープ3の排出量はColtの炭素排出量全体の大部分を占めています。Coltはバリューチェーンと協力し、以下の方法で削減に取り組みます。

  • サプライヤーと連携して持続可能な選択の拡大を促進
  • サプライヤーに、スコープ1および2について科学的根拠に基づく1.5℃目標に沿った達成目標を設定する、Coltと同様のコミットメントを促進
  • ビデオ会議ツールを活用し、2022年中に出張を40%削減
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ますます高まる気候変動の脅威への対応を明確に定めるべき時代に突入しています。Coltとして重要なことは、科学的根拠に基づいた強固かつ長期的な目標を設定し、人類や地球に及ぼすリスクを軽減することです。SBT(Science Based Targets)イニシアチブはこの分野において最も信頼できる権威として世界的に認められています。

科学的根拠に基づく長期的な目標を設定することによって、Coltは事業の方向性を明確に定めると同時に、会社としての重点を低炭素経済への移行を支援するための革新的なソリューションの開発に移しています。さらに、現行の規制の枠を超え、回復力の高いオペレーションを構築してまいります。

Coltは環境のために一丸となって行動してまいります。バリューチェーン全体の排出量削減に努め、お客様のカーボンフットプリントに大きなインパクトを与えないよう取り組みを続けていきます。

2015年に採択されたパリ協定は、法的拘束力を持った初の気候変動抑制に関する協定です。

パリ協定は気候変動による危険を回避するための世界的枠組みを設定し、加盟各国は世界の温暖化を2℃より十分低く抑制し、気温の上昇を1.5℃に抑えることで気候変動のリスクやインパクトを大幅に削減することを誓約しています。